司法書士試験

独学7ヶ月司法書士合格法(メンタル編)

こんにちは。yuuriです。

今回は独学7ヶ月司法書士合格法のメンタル編です。

一朝一夕で身につくものではないので、試験まで時間がある今のうちから気を配るべきなのがメンタル管理。私が短期間で合格できた理由の1つだと思っています。

司法書士試験はメンタル勝負?

司法書士受験において、メンタルの管理について意識している方はどれくらいいるでしょうか。

年に1度しかない合格率3%の試験を受けるというのに、メンタルに気を配らずに臨むなんて無謀すぎると思いませんか?

心身ともに健康であって、いかなる状況下でもベストを発揮できる集中力を身につけてこそ合格できる試験だと思います。

なぜメンタルにこだわるのか

過去にメンタルが原因で大失敗しているからです。

中学受験の時、間違いなく人生で一番勉強しました。蕁麻疹と強迫性障害に悩まされたほどです。

そして第一志望の受験時、あまりのプレッシャーと心身疲労とストレスで、試験中に頭が真っ白になってしまったのです。「脳が思考停止する」ってああいう状態なんですね。不思議と焦りや不安は消えて、絶望感だけ増していくような感覚。思い出すと今でもゾッとします。

この経験から思い詰めるほどの勉強は害悪心身の健康が第一という結論に至り、司法書士受験時に活かすことができました。今のうちから実践すべきメンタルを整える方法を以下で紹介していきます。

起床・就寝時間を一定にしよう

「規則正しい生活を心がけよう」と言われて具体的な行動がイメージできない場合は、起床と就寝時間を一定にすることだけ守って下さい。これを守るだけでも最低限の健康は維持できます。

専業受験生にありがちなのが、夜の方が集中できるからといって夜型になってしまうこと。朝日を浴びないので体内時計が狂うだけでなく、うつ病の原因にもなります。直前期に朝方に戻そうと思っても、1度狂った体内時計を戻すのは大変。勉強のパフォーマンスも低下します。

試験が行われる時間は9時半からと決まっているのですから、その時間帯にベストを発揮できるような生活を心がけるべきです。

スタディ・ライフバランスを整えよう

十分な勉強時間を確保することが前提ですが、趣味ややりたい事があるなら我慢するのはやめましょう。あれもこれも我慢すれば合格に近づくわけではありません。その「頑張ってる感」は自己満足でしかないので、むしろ合格から遠退きます。

1日◯時間しか勉強してはいけない!と決めてその時間は全力で集中し、残りの時間を趣味やリラックスタイムに使うのがオススメです。罪悪感を抱くようであれば、それは100%集中して勉強に取り組めていない証拠だと思います。

兼業の場合は時間の制約があるので難しいかもしれませんが、できる範囲で取り入れてみて下さいね。

メンタルを鍛える本を読もう

直前期、気分転換も兼ねて「本番に強くなる系」の本をたくさん読みました。

やはり中学受験のことがトラウマになっているので、また頭が真っ白になったらどうしよう…と不安だったのです。どんな問題がきても大丈夫!と胸を張れるくらい勉強するのが一番ですが、こういった本でいざという時のテクニックを学んでおくのもいいですよ

知識があるかないかで、本番での緊張への向き合い方が変わってきますから、少なくとも一冊は読んでから試験に臨んでほしいです。

ダメだった場合のことを決めておこう

「絶対に合格するんだ!」という強い気持ちは大切ですが、それだけでは自分で自分の首を絞めることになってしまうかも。試験本番では何が起こるかわからないからです。不測の事態に陥った場合、過度のプレッシャーは焦りを促すだけです。

そうならないためにも、合格することが大前提だけど、もしもダメだった場合のことも考えておくことが大事になってきます。

もう1年だけと決めて頑張る、行政書士試験を受ける、転職する、撤退する…。どの道を選ぶかは人それぞれですが、合格以外に自分が納得できる道を1つだけ作っておくといいです

決して逃げ道なんかではなく、生きるために必要な道です。

マインドフルネスを取り入れよう

GoogleやFacebookといった世界的企業が研修に取り入れているのが、マインドフルネス瞑想。決してスピリチュアルではなくその効果は科学的にも実証されており、最近では書店で数多くのマインドフルネス関連書籍を見かけるようになりました。

マインドフルネスとは簡単に言うと「今、この瞬間に意識を集中させること」。私たちは常に過去や将来のことばかり考えていて、「今」を生きていないんです。そこで、余計な雑念や妄想に囚われず「今」に集中しよう!という考え方をマインドフルネス思考と言います。

概念が掴みづらいと思うので、マインドフルネス関連の本を1冊読んでみることをお勧めします。

マインドフルネス瞑想を続けると、

  • ストレス緩和
  • 集中力・記憶力・注意力の向上
  • 感情のコントロール

といった受験生に嬉しい効果が。注意力も感情もボロボロになりがちな、記述式の問題を解く時にすごい威力を発揮するんじゃないかな?!と思います。なにより精神が安定するようになるので、早い段階で身につけておくといいですよ。

おわりに

記事は参考になったでしょうか?

試験本番に強い人もいれば、私のように弱い人もいます。後者でも前もって対策すれば、本番に強くなることはできます。努力や実力だけでは合格が難しいと言われている試験ですから、少なくともメンタル管理は必須だと思います。

早いうちから身につけて、ライバルに差をつけちゃいましょう!



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