こんにちは。yuuriです。
今回は独学7ヶ月司法書士合格法の「これもやっておけばよかった編」です。
運が良かったこともあり合格できたのはいいのですが、実は落ちていてもおかしくない点数でした。(他の情報と相まって合格年度がバレる可能性があるので、具体的な点数等の公表はしませんが、とにかくギリギリ合格です。笑)
単純に勉強時間が短かったという問題もありますが、これもやっておけばもうちょっと余裕を持って合格できたかなというポイントが3つあります。
1. でるトコ一問一答
私が使った教材はオートマシステム・オートマプレミア・オートマ過去問ですが、これだと未出の問題に対応することが難しかったです。答練は受けていませんし、模試だとレベル的に「これ覚える必要ある?」といった感じだったので…
オートマの知識を完璧にして、あとは組合せで解く!という戦法でなんとかなりましたが、やはりある程度は未出の知識も蓄えておくべきです。
そこで最適なのが「でるトコ一問一答」です。愛用者が多いだけのことあってかなりの良書。過去問集ではなくオリジナル問題集なので、未出の論点を勉強するのに適しています。全4巻という少ないボリュームですから、それほど負担にならないのもいいですよね。
答練を受ける方にとってはオーバーワークかもしれませんが、独学の方は絶対にやるべきだと思います。もちろん過去問対策も必須なので、オートマ過去問とでるトコは併用して下さいね。
2. 耳を使った「ながら勉強」
家事をするときや移動するときの細切れ時間に使えばよかったなと思っているのが、耳で聴く条文。
ちょっと値段が高いのが難点ですが、それだけの価値があると思います。というのもyoutubeでも条文の音源はありますが、機械音声なので全然頭に入ってこないんですよね。その点、プロが読み上げる条文は聞きやすいだけでなく、ニュースを聞くかのようにスラスラ頭に入ってきます。
私は購入していないのですが、司法試験の勉強中だった友人が絶賛していたので間違いないと思います。高いといってもテキストくらいの値段ですから、使用頻度を考えるとむしろ安いくらいですよね。
すべての条文にランクが記されており、各資格試験に必要な条文だけセレクトすることができます。もちろん「司法書士試験に必要な条文」だけにフォーカスして聴くこともできますから、効率的に勉強できるのが最高!
リンクが貼れなくて恐縮ですが、気になる方はyoutubeで「女子アナ 民法」と検索してみて下さい。収録中の音声が聞けます。が、思わず買ってしまいそうになる聴き心地なので注意です。笑
条文の勉強が大事ということ?

違います!
テキストを読む勉強だけではなく、耳を使った勉強もすれば理解が深まり、時間も有効活用できるという意味で「耳から覚える合格民法」がオススメなのです。だから予備校の授業音声でもok。
私の場合独学でしたので、耳を使った勉強ならこれ一択だなと思った次第です。そもそも私は六法を買ってすらいないので(必要なときは無料アプリを利用)条文の勉強は不要だと思っています。
とはいえギリギリ合格の身。民法だけは条文もやっておくべきだったなと。仮に受験生に戻ったとしても、覚えるテキストはオートマのみなので民法条文を素読みするようなことはしませんが、耳を使った条文勉強は絶対に取り入れます。
条文を覚えるというより、普段の勉強の相乗効果を狙うといった位置付けです。
3. 記述式の間違えノート

私の勉強スタイルは基本的に「目」しか使いません。まとめノートを作らないのはもちろんのこと、覚えるために書くこともしませんでした。それが1番効率がいいと信じて疑わなかったからです。
ですが、記述式で自分がよく間違えるところ&苦手なところはノートにまとめて残しておくべきだったと思います。振り返ってみると、効率を楯にして面倒臭がっていただけでした。
一応ふせんやマーカーで対応したつもりだったんですが、小さめのノートにまとめておいて頻繁に見返すようにしておけば、本試験でのミスも防げたと思います。
あと本試験での昼休憩って何をすべきか迷うと思うんですが、記述式のまとめノートがあれば最適ですよね。こんなにやったんだ!という自信にもなりますし。早い段階でノートを作ってしまうのは良くないですが、直前期の勉強としておすすめします。
おわりに
記事は参考になったでしょうか?
振り返ってみるといろいろ改善の余地がありますが、オートマシリーズを徹底すれば合格できることは間違いないと思います。どれだけ質を高められるかが合否の分かれ道です。
耳から聞く条文も記述の間違いノートも、既に行なっている勉強の質を高めるのに役立ちますから、ぜひ取り入れてみて下さいね。