司法書士試験

テキストはサラサラ読む?じっくり読む?最適解はこれだ!

こんにちは。yuuriです。

来年度の試験に向けて、勉強法について悩んでいる方も多いですよね。今回は、勉強法の基本となるテキストの読み方についての記事になります。

司法書士試験に限った内容ではなく、どんな勉強にも共通する基本的なメソッドなので、多くの方に参考にして頂けると思います。範囲が膨大な大学の定期試験にも相性抜群ですよ。

意見が分かれがちなテキストはサラサラ読みを繰り返すべきか、時間をかけてじっくり読むべきか、について私なりの考えをまとめてみました。

yuuriの場合

私はサラサラ読み派です。

じっくり深く読むことで覚えるのではなく、浅く何度も繰り返し読むことで覚えるというのが私の勉強法です。この時、テキストの文字を脳内で音声化せずに文字の塊で「見る」ように読み進めていくのがポイントです。

読書をする際、特に覚えようとしなくても一度読んだらだいたいの内容は覚えていますよね。だったら読書のような感覚でテキストを読んでも、繰り返すことによって完璧に覚えることができると思いませんか?

勉強していて辛くないので継続できる & 集中力を保てるというのが、この勉強法のメリットです。

この勉強法に辿り着いたワケ

私はとにかく勉強が苦手でした。中高一貫校だったのですが、6年間ずっと成績は下の中。焦りよりも「なぜ自分は勉強ができないのか」ということに興味が湧き、周りの秀才たちの行動を観察していました。

6年間に渡る観察により導き出した結論は一つ。「読書をするように勉強する」ことが勉強ができるようになるコツだ!

ノートに書かない、マーカーも引かない、ページを捲るスピードが早い。本の表紙が見えなければ、まるで読書しているかのように勉強するのが彼らの特徴です。

「7回読み勉強法」で紹介されている、山口さんが子供の頃から一貫している勉強法も同じような内容でした。勉強ができる人のメソッドは共通なのかもしれませんね。

松本先生(辰巳)の場合

サラサラ読みとは正反対の勉強法が、辰巳の松本先生が提唱する「テキストでアウトプットする勉強法」です。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

具体的な読み方は、テキストの小見出し(または設問)を見て、テキストに何が書いてあったかを何も見ずに頭の中で復元していくというもの。

この勉強法でテキストを読んでいけばアウトプットの幅が広がりますし、どんな角度からの問題にも対応できる力がつくと思います。ただ、学習の段階によっては挫折してしまう方も多いかもしれません。私が受験生の時は、自分のレベルが低すぎて30分で挫折しました。笑

択一で基準点近くを取れるレベルの方であれば、 ぜひ一度試してみて下さい。しんどい勉強法ではありますが、確実に力がつきます。

テキストの読み方の最適解はこれだ!

テキストを何度も繰り返す勉強法と、テキストでアウトプットをする勉強法をミックスさせた勉強法こそ最強だと思います。

  1. サラサラ読みでテキストを覚える(オートマシステム・オートマプレミア)
  2. 直前期になったらテキストを使ってアウトプットする(オートマプレミア)

基本的な勉強をサラサラ読みで行うことで、効率よく学習できます。頭の中で文字を音声化せずに理解する訓練にもなるので、問題を解く時の時間短縮にも繋がります。

オートマプレミアは設問→解説という構成になっているので、アウトプットするのに最適。設問だけ読んで、解説部分のポイントを何も見ずに頭の中で復元していきます

まずはサラサラ読みで全体を覚え、直前期になったらアウトプットしながら覚える。この方法なら誰でもテキストを完璧に覚えられるだけでなく、どの角度からの問題にも対応できるアウトプット力を養うことができると思います。

おわりに

記事は参考になったでしょうか?

勉強法はすでに確立されているものの中から、自分に合うもの見つけて調整するのがいいと思います。今の時期であれば、勉強法に迷いがあって試行錯誤しても大丈夫です。なるべく早く自分なりのスタイルを見つけて、ブレずに勉強しましょう。

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POSTED COMMENT

  1. sumire より:

    yuuriさん、はじめまして。
    最近ブログを知って、色々と参考にさせて頂いている司法書士受験スターターです。

    サラサラ読み、山口真由さんの著書も読み、真似したい!と思ったのですが、30分で300ベージなんてとてもとても無理で、yuuriさんくらいのペースを目指したいとは思うのですが、かろうじて達成できるかもう少し時間が要る、といった感じです。

    オートマのテキスト、最終的には1冊あたり何周できましたか?

    勉強し始めた頃から文字を塊で読むことができましたか?意識してるうちにできるようになるものですか?

    ためになる記事が沢山あり、また何度も同じ記事を繰り返し読んだりしています。
    陰ながら感謝しています。

  2. yuuri より:

    sumire さん

    はじめまして。コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

    初学者の方でしたら、まずはじっくり1〜2回読むことをオススメします。私があのペースで読めるようになったのは行政書士試験を終えた後の話なので、最初のうちは無理せずご自分のペースで読んでみて下さい。

    オートマのテキストを何周したか、全くわからないほど回しました。笑
    さすがに100回は言い過ぎだと思いますが、数十回は回してます。

    テキストのような内容が難しいものの場合、初見では一字ずつじっくり読みます。テキストを繰り返す場合や、読書のような内容が簡単なものの場合は文章を文字の塊で読んでいます。
    私の場合は子供の頃からの癖なのですが、意識すればその読み方が当たり前になってくると思いますよ!もしも合わないなぁと思われたら、理解しやすい読み方に変えて下さいね。

    有難いお言葉ありがとうございます。sumireさんの参考になれば幸いです。

    • sumire より:

      返信ありがとうございます。
      最初はじっくりでいいんですね。
      それにしても、数十回…😳
      確かにそれくらい回せば定着しそうですが
      そんな速さで回せる日が来るのだろうか。

      集中力がないのか気づいたら字だけを追っていて頭にはいってなくて、戻って読み直して、なんてしてるから余計に進みません。
      病的に集中力がなかったというyuuriさんの記述を見て、少し安心しましたが。
      行政書士試験終わってからはがっと集中したんでしょうね!

      • yuuri より:

        sumire さん

        あくまでも理解の上に成り立つ速読だと思うので、まずは理解することを心がけて勉強してみて下さい。
        山口さんの著書では理解する前から速く読むことが推奨されていましたが、私には無理でした。笑
        ちなみに数十回繰り返したのはオートマプレミアのほうです。量が少ないので、さほど苦にならないですよ!

        字を追えるだけですごいです!私が病的に集中力がなかったというのは誇張ではなくて、テキストすら開けない(開いても1分も勉強できない)ほどだったので。
        退職後は実家に戻って勉強に専念していたのですが、専業主婦の母が1日中家にいてほぼ監視状態で勉強できたのが効きました。

        sumireさんがどのような環境で勉強されているのか分かりませんが、自習室や図書館など人目のある場所で勉強すると集中できるかもしれません。

        • sumire より:

          理解を伴ってなくも回数を重ねたら理解が追いついてくるのか、山口さんのやり方を試したい気はありますが、やらなければいけないことが膨大にある司法書士の試験勉強では時間がそこまでさけません。。。
          yuuriさんのおっしゃる通り、私も理解あっての速読、に共感しますし。
          何度も回したのはプレミアの方なんですね。
          私も追随したいと思います!

          集中力のお話、、、そんな方が一発で短期間の勉強で合格されるって本当にすごいなと思うと共に励まされます。
          マインドフルネスも取り入れて集中力を高めてみようかなと考えています(1冊紹介されていましたがあれが一番おすすめの本ですか?)

          英語もいずれ勉強し直したいなと考えていまして、yuuriさんのブログは私にとってはバイブルです☺️

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