こんにちは。yuuriです。
今回は「司法書士に英語力は必要か?」というテーマでお話ししようと思います。
結論から言うと、「一般的な司法書士事務所で働く上で英語力は不要だが、一般企業等に転職する可能性があるならば必須」というのが私の考えです。
実際に私は司法書士資格×英語力を活かして、一般企業への転職を成功させました。その時の経験を踏まえて記事を執筆していきます。
司法書士事務所で働く場合

一般的な司法書士事務所で働く場合、英語力は不要です。(時には英語力が必要な案件が舞い込んでくることもありますが、なんとかなります。笑)
逆に言うと、英語力を活かせる司法書士事務所の求人を見つけるほうが難しいくらいです。
とはいえ、社会人として英語力があるに越したことはありません。渉外業務に力を入れている事務所も増えてきているようです。そのような事務所で働くことになった場合、ビジネスレベルの英語力はあったほうが業務の幅が広がるでしょう。
また将来的に開業を考える場合、「英語ができる司法書士」というブランディングができるのは強いですよね。競合が少ないのが魅力ではありますが、中途半端な英語力では信用問題に関わるので弛まぬ努力が必要です。
一般企業・弁護士事務所に転職する場合

司法書士資格を活かした転職先として、一般企業の法務・総務や弁護士事務所が挙げられます。これらへの転職を考える場合、2つの理由から英語力が必要になります。
1. そもそも英語力が必須要件である
英文契約書の作成や英語でのやり取りをする機会が多いため、TOEICで一定スコアを有していることを必須要件とする求人が多くみられます。
750点前後が足切りラインになっている場合が多いとのこと。私が転職の際にお世話になったエージェントからは、850点はあったほうがいいと言われました。
また、TOEICのスコアではなく「ビジネスレベルの英語力」を必須要件としている求人もあります。この場合は英語でのコミュニケーション能力を重視している傾向が見られ、英語面接があることも。
このようにリーガル系の求人では英語力を求められるケースが非常に多いです。
2. ブランクを補う魅力になる
英語力が必須要件となっていない求人を見つけたとして、もう一つ問題があります。それはブランク(空白期間)です。
大学在学中に合格したか、一度も専業期間を設けず正社員として働きながら合格された方以外は履歴書にブランクが生じます。私も含めてほとんどの合格者の方がそうなりますよね。
一般企業の面接を受ける際、間違いなくブランクについて聞かれます。正直に「司法書士試験に専念するため退職しました」と答えても面接官の心象は良くありません。
実際に「勉強のためにわざわざ会社辞めたの?(なんで働きながら合格できないの?)」「本当は他に理由があったんじゃないの?(心の病じゃない?)」といったことをオブラートに包んで聞かれました。
ブランクだけが原因で不採用になることはないと思いますが、マイナス要素であることは間違いありません。
マイナスを補うには何が必要か。学歴や職歴は大きなプラス要素になりますが、今更どうこうできるものではないですよね。
そこで、英語力です。もちろん英語力があるからといってブランクがなくなるわけではありませんが、マイナスをゼロにするためのプラス要素として英語力は使えます。というかこれ以外思いつきません。
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法律の勉強ばかりしてきて、英語なんてサッパリ…という方も多いと思います。
TOEICで目標スコアを取るために勉強するのもいいですが、そもそも英語自体に抵抗が…という方はスタディサプリENGLISHの日常英会話コースから試してみてはいかがですか?
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私も最近始めたばかりなので、今度詳しくレビュー記事を書こうと思います。
おわりに
記事は参考になったでしょうか?
英語ができる人と英語ができない人では、平均年収が200万円差があるとの調査結果もあります。英語力が年収に与える影響は、複数回の転職を経て身を以て実感しました。
今は司法書士として成功することしか考えていなくても、将来的に気が変わることはあるかもしれません。ご自分の可能性を広げるためにも、日々の小さな努力から始めてみてはいかがでしょうか?
大学受験や資格試験を多く経験されているように思いますが、ゆうりさん的に難しかった順位を知りたいです。私はそういった経験が乏しいので興味があります。
えるぼー さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
1 中学受験
(超えられない壁)
2 司法書士
3 TOEIC900
4 MARCH上位
5 行政書士
完全に私の主観ですし、そもそも比べようがないことをご理解頂いた上で参考にして頂ければなと思います。
受かっていないので上記から除きましたが、早慶を入れるなら司法書士の1つ上ですね。